立春朝搾りと大吟醸仕込み始まる
蔵では令和6年元日にも酒をしぼっておりました。これでR5BYの序盤に仕込んだ酒を搾って中盤戦へという流れです。
序盤は、今年の米の出来を探り探りでの仕込みとなり、モロミの経過や実際に搾った酒の出来からそれ以降の対策を立てます。
1月に入ると、立春朝搾りや大吟醸の仕込みがあります。
立春朝搾りは2月3日の深夜から4日の未明にかけて酒を搾ってすぐに瓶詰めしてその日のうちに酒屋さんが引き取るという商品です。
立春朝搾りについて
https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=377
豊の秋の立春朝搾り
https://www.meimonshu.jp/modules/sakeshops/index.php?page=detail&lid=31
酒は微生物によって造られるので、必ずしも決まった日にベストの状態で搾れるとも限りません。いろいろな状況で、搾る日は前後します。この立春朝搾りは2月3日の深夜には搾れるように管理していくという点で非常に神経を使います。