蔵人は今

春のはじまりの縁起酒「立春朝搾り」

雲州松江の風景

2月に入り寒い日が続いています。皆様お元気でしょうか。営業の河角です。2月4日(金)に「立春朝搾り」が行われました。立春の日の朝に搾った縁起酒として毎年ご好評いただいています。

4日の真夜中から、作業が行われました。毎年2月4日は雪の日が多いのですが今年は雪も降らずに穏やかな天気でした。

瓶詰めの作業が始まり、スタッフも気を引き締めて作業を開始。この日までにスケジュールを時間ごとの打ち合わなど事前に準備をしています。今年も安全に作業を行うことができました。

出来上がった「立春朝搾り」を箱に詰める作業を終えると外はすっかり日が出ていました。お客様に無事にお越しいただきお渡しするまで駐車場や搬入口への誘導などまだまだ気が抜けません。

メディアの関係者の方々も続々と取材に来られました。

目視による検視の様子を撮影している様子。

蔵元が取材を受けている様子。

そして神棚もセッティングし、いよいよ神主さんにお祓いをしていただく用意も完了です。

松江市西茶町の須衛都久神社(すえつぐじんじゃ)の神主さんに今年もお祓いと「無病息災」「家内安全」「商売繁盛」を祈願していただきました。

左から蔵元(米田則雄)杜氏(上濱智信)工場長(江角隆)が代表で玉串の奉納をしました。

そしていよいよ取引先のお客様にスムーズに積込みが行えるよう最終チェックを行います。お越しいただくお客様には事前にお越しいただくタイムスケジュールをお渡ししています。

そしてお客様に積み込みを行いました。今年も無事安全に行うこととができました。そしてたくさんのお客様からたくさんの反響いただきました。コロナ禍でより「縁起酒」の立春朝搾りを家庭で楽しまれたり、毎年このお酒を飲まないと1年が始まらないという声など例年以上にお求めいただきました。来年はマスクのない世の中を祈りつつ皆様にお届けできるようにしたいものです。