地伝酒をしぼっています
前回、地伝酒のモロミに木灰を添加してから数日後、木ふねで搾りました。
しぼりたてからさっそく赤褐色になっています。
アミノ酸と糖が多く、さらに木灰を入れることによって中性~弱アルカリ性になっているため、アミノカルボニル反応(メイラード反応)がよく進んでいるためと思われます。そのため、今この時点でもパンを焼いた時のような香ばしい匂いが漂っていますが、加熱調理するときには、ほどよい焼き色と食欲をそそる香りとなります。
さて、搾り粕は木灰が混ざっていてとても食用になりませんので、松江郊外の茶畑の土に還っていきました。