R3BY 本仕込が始まりました
R3BY、本仕込みが始まりました。写真は仕込んで1日後のモロミです。米麹と蒸米が水を吸いきってパンパンに膨らんでいます。この時で仕込んだ時よりすでに2~3度温度が上昇しています。
このゴワゴワした状態から次第に米麹の酵素の作用で米が溶けていきます。酵母も発酵を始め、盛んに炭酸ガスを吐き出すシュワシュワという音が蔵に響きます。
“2021年11月” 月間アーカイブ の記事
R3BY、本仕込みが始まりました。写真は仕込んで1日後のモロミです。米麹と蒸米が水を吸いきってパンパンに膨らんでいます。この時で仕込んだ時よりすでに2~3度温度が上昇しています。
このゴワゴワした状態から次第に米麹の酵素の作用で米が溶けていきます。酵母も発酵を始め、盛んに炭酸ガスを吐き出すシュワシュワという音が蔵に響きます。
営業の河角です。秋もすっかり深まり各地で紅葉が見頃です。紅葉を見るのが好きで奥出雲町大馬木の大イチョウが見頃になり初めて行ってきました。
見るなら朝の時間が1番良いという事で早朝出発しました。朝の澄み切った空気がとても気持ちよかったです。
少しづつ朝日が大馬木を明るく照らして町の風景が見えてきました。
遠くからでも確認できる大イチョウが見えてきました。朝の時間帯は車も少なく、昼になると駐車場がいっぱいになるみたいです。
駐車場に停めて徒歩で向かいます。看板もありました。
見えてきました。金言寺の大イチョウです。樹齢700年で樹高33メートルもあります。見頃は11月頃の黄葉とそれに続く落葉の風情がキレイです。山陰では毎年マスメディアに取り上げられます。初見ですが本当に大きかったです!
幹周は6メートルもあります。700年の時の流れは本当にすごいなと感じました。
茅葺き屋根の金言寺と大イチョウがとてもキレイでした。毎年夜のライトアップをしていますが2021年は休止になったみたいです。
下から見上げると紅葉が視界いっぱいに広がります。
この大イチョウが人気の理由の1つに近くの田んぼに水を張っていて鏡のように2つの世界があるような神秘的な光景が楽しめるのです。
この水面にキレイに映るのが朝のタイミングが良いみたいでどうせ見に行くならと思い早起きしました。本当に天気も良く来たかいがありました。
先ほどの写真スポットは人気の位置で、写真好きの方が思い思いのアングルでシャッターを押していました。
1人で来る方や、夫婦で仲良く来て記念撮影したりと、紅葉を愛でる習慣は素晴らしいなと感じました。
近くには紅葉や柿がたくさんなっていました。秋の肌寒い感じや、哀愁は個人的に大好きな季節です。是非次はライトアップした金言寺の大イチョウをこの目で見て見たいと思っています。そして秋の紅葉を見れて大満足なひと時となりました。
追記
金言寺の近くに最近すっかり見かけなくなった無人野菜販売所がありました。
大根が美味しそうで2本買って帰りおでんを作りました。そして豊の秋の燗酒と一緒にキュッと、最高でした!
(matsue20211201)
営業の河角です。米田酒造の店舗の紹介をします。こちらで豊の秋のお買い物や試飲をすることができます。松江市東本町にあり、ここの界隈はホテルや飲食店が立ち並び、近くには松江城やカラコロ広場など観光エリアにも近い場所です。
昭和6年(1931年)に建てられた米田酒造の本店になります。大きな看板が目印です。
店舗入り口には酒の漢字をあしらった粋な金具です。お立ち寄りの際は見てみてください。
木造作りの落ち着いた雰囲気の店内になっています。松江市の方はもちろん観光客の方もたくさんお見えになります。昔ながらの建物の造りに興味のある方は店内の梁や天井を見て楽しんでおられる方もいます。
入り口には招き猫がお出迎え。蔵元の知り合いの彫刻家の方に作っていただいたもので、豊の秋を持ちながら招く何とも言えない表情の愛らしい看板猫です(笑)飲みながら「おーい」と声が聞こえてきそうです。
季節ごとに移り変わる草木を花瓶に挿してお楽しみいただいています。
こちらで座っていただきながら試飲や豊の秋の説明などゆっくりとした時間の中でお過ごしいただけます。
店内には数多くの豊の秋が並べられています。陽の光は商品の劣化の原因になるので入り口や窓の近くの商品は全て空見本となっています。
豊の秋の清酒の他にも女性に人気の雲州梅酒やゆず酒などのリキュールや、料理をより楽しめる出雲地伝酒や本みりんなど多彩な商品を取り揃えています。
贈り物のギフトコーナーもあります。これからお歳暮のシーズンになり多くの豊の秋のセット商品がお客様の手元に届けられていきます。しっかり飲める1800mlサイズのセットや飲み比べが楽しめる300mlのセットまでたくさんのラインナップがあります。全国発送もありますので、大切な方に今年はぜひ豊の秋のギフトを!
冷蔵の生酒や生原酒の豊の秋もございます。今年の純米生詰原酒ひやおろしも例年以上にご好評いただき完売間近です。まだお飲みになっていない方はお早めにお求め下さい。
お猪口や徳利、清酒グラスや枡などの酒器も充実しています。ここ近年では自宅で枡にグラス入れ日本酒を溢れさせ飲む「もっきり」を楽しむお客様もいます。また形に残る事で、旅の思い出になったり、写真右上の甚吉袋に酒器を入れお土産として楽しまれる方もいます。
こちらは非売品なのですが、陶器のサイコロに合数が記されています。合数とは日本酒の量を表す単位で1合(180ml)です。出た目でその合数を飲むのか、使い方は良くわかりませんが、一升という目も確認できます。一升=1800ml。昔の方は豪快な遊びをしていたのかもしれませんね(笑)
豊の秋を紹介している雑誌や書籍、展示品などもあります。
昔の酒造りを紹介している展示物です。昔は人力で全てやっていると思うと今日まで継承されている日本酒は本当に素晴らしいものだと考えさせられる展示物です。
たくさんの豊の秋に囲まれゆっくりとした時間や楽しいひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
追記
本店から歩いてすぐの大橋川にコブハクチョウがやってきました。近くで見ると意外と大きく迫力がありました。
(matsue20211115)
令和3酒造年度(R3BY)、最初の米洗いをもって「豊の秋」の酒造がスタートしました。
その翌日には初めて米を蒸す、初甑(はつごしき)です。
しばらくの間は何かする度に「今年最初の~」が付いてまわります。
まずは少量ずつからですが、半年ぶりに稼働させる設備と我々の体がちゃんと動くか緊張のスタートです。
(kura20211112)