蔵人は今

“2023年06月” 月間アーカイブ の記事

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  • 梅の収穫のお手伝い

    雲州松江の風景

    営業の河角です。6月上旬に松江市八雲町に梅の実の収穫のお手伝いに行ってきました。

    キレイな梅の実がたくさんありました。今年は気候も安定しており生育も順調だったそうです。

    この日は天気も良く、最高に気持ち良かったです。皆さんと1つ1つ手作業で梅の実を収穫していきました。

    一粒が大きくて、果物のような感覚でもぎ取っていきました。八雲町の自然の中で育まれた梅。収穫のお手伝いで当蔵の梅酒をより知れた貴重な体験となりました。

    こうして収穫された梅の実はこれから選別され、厳選されたものが当蔵に届きます。届いた梅は1つ1つ丁寧にヘタを取り除き、当蔵の清酒に漬けていきます。

    当蔵では松江市八雲町産と雲南市三刀屋町産の梅を使用した梅酒を販売しております。今年も無事に梅酒の仕込みも終わりました。島根の自然に育まれた梅の実を使用した梅酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

  • 漬け物用酒粕 出てます

    酒蔵はいま

    今年の漬け物用酒粕の販売が始まってます。冬から春にかけて販売する(白い)酒粕と元は元は一緒ですが、これは漬け物用酒粕としてあえて熟成がすすむように貯蔵しているものですす。

    秋口までは漬け物用酒粕として販売したあとは、これを蒸留して焼酎を造ります。その焼酎は市販し、地元のかまぼこの原料にもなります。また自社のみりんの原料にもなります。

     

    この夏は豊の秋の酒粕と、それからできる焼酎その焼酎を原料にしたみりんで奈良漬けを作ってみませんか?

  • 豊の秋 新イベント始まります

    その他

    営業の河角です。東本町の店舗にて豊の秋の新イベントが始まります。その名も「豊秋庵」(ほうしゅうあん)です。昭和時代に造られた茶室と日本庭園で豊の秋を楽しめます♪ 日本庭園では多くの樹木と灯篭や蹲(つくばい)があり四季折々の風情を楽しめます。東本町ならではの「商家」の中にあるお庭です。建物に囲まれた中に庭園がある事に皆様、きっとビックリされると思います。

    そこに茶室「豊秋庵」がございます。同じ棟の以外にも「末次亭」という茶室もあります。まさに「非日常」でのゆっくりとしたひとときをお過ごしくいただけます。

    苔や砂利が共存し「出雲庭園」ともいわれる、この地の文化を楽しめるお庭となっています。※諸説あります。

    木や水と光を感じる庭に茶室の中で豊の秋を楽しめるひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。今後も茶室やイベントの詳細をあげていきますので乞うご期待ください♪

    ↓下記に詳細を載せております。毎月定期開催を行いますのでぜひお越しください。

  • 2023年の梅酒を仕込んでます

    酒蔵はいま

    6月の酒蔵は梅酒仕込みに追われます。

     

    雲南市三刀屋町と松江市八雲町の南高を主とした青梅を使います。

     

    南高がこんなに早く採れたことはなかなかない、と三刀屋の方が言っておられましたが、例年より10日は早い梅酒仕込みとなりました。

     

    産地から集荷の連絡があったらすぐに引き取りに行き、追熟しないうちに仕込んでしまいます。

     

     

    この梅をこれから約3か月間、日本酒と氷砂糖に浸けてしっかりとエキスを抽出します。

     

     

    雲州 梅酒

  • 令和4酒造年度全国新酒鑑評会製造技術研究会

    酒蔵はいま

    先日発表がありました、令和4酒造年度全国新酒鑑評会では弊社「豊の秋 大吟醸」は金賞ならず入賞でした。

     

    https://www.nrib.go.jp/data/kan/shinshu/award/R04.html

     

    過去2年連続で金賞を取っていただけに残念でしたが、じゃあ他社と比べてどうだったのか、それを実際に利き酒して確かめられる「製造技術研究会」に行ってきました。

     

    「製造技術研究会」は酒類総合研究所がある東広島市で開催されます。これには酒造関係者のみが参加でき、出品されたすべての酒を利くことができます。

     

    会場では国税局管轄別にレーンが設定されており、↓写真右側の長蛇の列は東北地方の酒が並ぶレーン、左側の長蛇の列は灘の酒が並ぶレーンです。

     

     

    同じところを目指した酒がこれだけ並び、一度に比較できると、金賞に届かなかった部分がより良く分かります。

    豊の秋について言えば、この出品酒は仕上げの部分は多少違いますが、市販酒と同じラインで造ります。今年到らなかった部分を修正していくことで市販酒のレベルを上げていくけます。

    来年度はここに金色のタグがかかるように精進します。

     

     

    全国新酒鑑評会受賞酒ってどんな酒か味わうチャンスがあります。

    全国日本酒フェア2023令和4酒造年度全国新酒鑑評会公開きき酒会にどうぞお出かけください。

    2023年6月16日(金)・17日(土) 東京池袋サンシャインシティ

    https://sakefair.com/index.html