蔵人は今

  • 縁雫(えにしずく)アンブレラスカイ2022に見に行きました♪

    雲州松江の風景

    松江市末次町にあるカラコロ広場で「縁雫アンブレラスカイ2022」が行われています。今年で5年目を迎えるそうです。

    多くの色とりどりの傘が来場者を楽しませています。毎年カラーデザインも違い今年のテーマは「SMILE&PEACE」です。

    傘で作った球体のモニュメントが面白かったです♪

    静かな空間の中、噴水の音と時折吹く風に傘が揺れて癒しの空間でした。7月31日までの開催でフォトコンテストも開催中です。

  • 島根の名瀑「龍頭が滝」

    雲州松江の風景

    営業の河角です。島根県雲南市掛合町にある「龍頭が滝」に行ってきました。日本の滝百選にも選定され中国地方随一の名瀑ともいわれています。

    駐車場から歩いて約20分で滝は見れます。その道中は鳥のさえずりと木漏れ日がとても気持ち良かったです♪

    透き通った水や川の音、そしてひんやりとした空気の中を進んでいきます。

    「龍頭が滝」です。40mの落差から水が勢いよく打ちつける音は圧巻でした。マイナスイオンを浴びて心身ともにリフレッシュできました♪

    ※150段の階段や山道がございますので、足腰の弱い方などはご注意ください。

     

    この時の模様の動画は当蔵のオフィシャルインスタグラムからご覧になれます。ホームページに専用バナーが貼ってあるので、そこからご覧になれます。フォローもよろしくお願いします♪

  • 島根アジサイフェアに行ってきました。

    雲州松江の風景

    ↑上の写真は2012年に日本フラワーオブザイヤーの最優秀賞の「万華鏡」(まんげきょう)

    営業の河角です。出雲市の「しまね花の郷」でアジサイフェア2022が行われ沢山のアジサイが鑑賞できます。島根県のアジサイは数多く受賞しており日本中に出荷されている人気の産地でもあります。園長さんにも今回島根のアジサイの紹介を快諾していただきまして本当にありがとうございます。

    ↑2013年ベスト・フラワー優秀賞とジャパンデザイン特別賞受賞した「美雲」(みくも)

    湧き立つ雲のような八重咲のアジサイです。

    ↑2016年日本フラワー・オブ・イヤー2016最優秀賞受賞の「銀河」(ぎんが)

    夜空の星々のように咲くアジサイです。

    ↑ジャパンフラワーセレクション2019-2020鉢物部門入賞の「茜雲」(あかねぐも)

    夕焼けの雲の色のてまり咲きアジサイです。

    ↑2021年に発表された「星集め」(ほしあつめ)

    小さな花が星々のように集まり咲く可愛らしいアジサイです。

    他にも沢山のアジサイが豊かな色彩で楽しませてくれます♪5月15日までの開催です。

  • 「雲南市三刀屋町の御衣黄」

    雲州松江の風景

    ※蔵開きの会場の様子は4/15の記事になります。

     

    営業の河角です。春のソメイヨシノも散り、花見も終わりかと思いきや雲南市の三刀屋町には緑色の桜「御衣黄」が咲きます。美しい花の色をお楽しみ下さい。

    花見客の方がたくさん御衣黄を楽しんでいました。

    残念ながら4月の終わりには葉桜になってしまうので5月になると見れないので見たい方は来年お楽しみください。

    実は豊の秋にも緑の桜があります。その名前は「鬱金桜」(ウコンザクラ)です。

    「御衣黄」の仲間で緑色からピンクに変わり花がぼてっと落ちます。花柄の掃除が大変ですがその美しさも春に一度の贅沢ですね。

  • 賑わいの蔵開き~2019年の蔵開きの様子~

    雲州松江の風景

    毎年行われている蔵開きがコロナ禍により、今年も中止となりました。このイベントを毎年楽しみにしているお客様のお声をいただいていますが弊社としても苦渋の決断となりました。来年こそはできるようになりたいと考えています。コロナ前の2019年に開かれた蔵開きの様子をご覧ください。

    搾りたての新酒など沢山のお酒を用意し、来ていただいたお客様は試飲ができます。

    当蔵の上濱杜氏がお酒の説明などをお客様としながら楽しんでいただけます。

    振る舞い酒をご用意してたくさんのお客様が楽しんでいます。豊の秋の良い香りが辺りを包んでいました。

    販売も行っています。この時だけの限定酒など蔵開きは大盛況の毎年賑わいを見せています。

    他の販売ブースもあり、お酒が飲めなくても楽しく過ごすことができます。

    当蔵の粕汁も振る舞いました。美味しく暖かい味に心もほっこりです♪

    飲食ができるブースもあり、楽しく会話しながら楽しいひと時を過ごせます。

    蔵の中の設備など豊の秋の造りの説明も聞けて、より豊の秋を深く知り味わうことで蔵の思いや熱量を感じていただけます。

    落語も開催し、蔵の中は笑いで包まれていました。残念ながら2022年の開催は中止となりましたが来年こそは皆様と喜びを分かち合える蔵開きができるようにしたいと思っています。

     

  • 「春の訪れ~大東町 河津桜」

    雲州松江の風景

    春が遂にやってきました。営業の河角です。雲南市大東町では河津桜が見頃を迎えています。全長約1キロの桜並木で、ソメイヨシノより開花の早い河津桜が春の知らせを告げています。

    河津桜は静岡県で発見された品種でピンク色がここまで鮮やかな桜は珍しいのだそうです。

    桜を楽しんでいる方がたくさんいました。

    春の陽気とマッチしてとても気持ちが良かったです。

    ようやく寒い冬が終わり春が来ました。春の新緑や桜の鮮やかさは気持ちをリフレッシュさせてくれます。市内のソメイヨシノも蕾が大きくなっています。その模様も次回紹介したいと思っています。皆様も春をお楽しみ下さい。

  • 酒造りにゆかりのある神社~佐香神社~

    雲州松江の風景

    春も近づきを感じる今日この頃、皆様いかかがお過ごしでしょうか?営業の河角です。出雲には「酒造りの神様」として酒造業者から信仰を集めている「佐香(さか)神社」(別名 松尾神社)があります。「出雲風土記」に「百八十神集ひ坐して、御厨を立て給ひて、酒を醸さしめ給ひき。中略、故、佐香といふ」と記されており酒造りの発祥の地とされています。室町時代から続く秋季例祭が行われ、年1石(180リットル)の酒造が許可されており、濁酒(どぶろく)を参拝客に振る舞う濁酒祭が有名です。

    出雲の地に佇む雰囲気は物静かで風で木々が揺れる景色はとても印象的でした。

     

    酒造りの神様だと一目でわかります。

    石段を登って行きます。横には神社まで登れる道路があるので足腰の弱い方でも安心していけます。

    階段の途中では椿が咲いていました。ちなみに椿は茶花とも呼ばれ茶の湯文化が盛んな松江市の市花にされています。

    狛犬です。島根県は来待石(きまちいし)という松江藩主が松江城など至るところにに使っていた石材があります。この狛犬も来待石で出来ています。

    こちらが佐香神社の拝殿です。

    佐香神社の神紋です。

    こちらが本殿です。ここで神様が集まりなんと180日間、宴会を続けるそうです。私もそんな集まりがあるのであれば是非参加したいものです(笑)

    ゆっくりと佐香神社で時間を過ごし、帰路につきました。雰囲気は個人的に1番好きな神社でした。是非出雲の酒造りの神社「佐香神社」お立ち寄りください。

    島根県で開発された酒造好適米「佐香錦」は「佐香神社」から名とった由緒ある酒米です。この佐香錦を使用した豊の秋の清酒があります。酒造りの神様がいる出雲の佐香神社に想いにふけながら島根の味、佐香錦を味わう最高のひと時をお楽しみください。オンラインショップにて購入できます。是非ご覧ください。

     

     

     

  • 島根県の冬景色~雲南市吉田町~

    雲州松江の風景

    営業の河角です。松江では晴れの日が多くなり、最高気温が10度を超えてくる日が増えてきました。日照時間も日に日に長くなり春の訪れもすぐそばまで来ています。自分の好きな冬景色を春の景色の前に紹介します。

    島根県雲南市吉田町は四季折々の自然の美しさを感じれる素晴らしい町です。雪の降雪量が多く冬景色もまた素敵な風景を見れます。2月の終わりの吉田町の様子です。雪がしんしんと降り、雪の足音と吐く息の白さ、静けさの雰囲気が大好きです。

    木々には雪が降り積り山を白く染めていました。

    歩道には雪がこんなにたくさんあります。

    除雪車が綺麗に道路の雪をかいてくれていました。安全に道路を走行できるのもこういった方々のおかげと感謝です。

    吉田町は昔から「たたら製鉄」の盛んな町でした。製鉄のモニュメントも雪をかぶっていました。

    納品先の駐車場の様子。これでも今年は少ない方で、多いときはメートルの雪が積もります。

    雪も降りやみ青空が少しずつ見えてきました。

    標高も高いので雲が目線の高さで空の色も澄みきった綺麗な青でした。綺麗な風景を見るたびに島根の素晴らしさを感じます。

    江に戻り空を見上げると綺麗な虹がかかっていました。いよいよ春がすぐそこまできています。いろんなことが世の中で起きていますが自然の美しさを感じることができる事、それが何より幸せなことではないかと考えさせられる今日この頃です。

  • 春のはじまりの縁起酒「立春朝搾り」

    雲州松江の風景

    2月に入り寒い日が続いています。皆様お元気でしょうか。営業の河角です。2月4日(金)に「立春朝搾り」が行われました。立春の日の朝に搾った縁起酒として毎年ご好評いただいています。

    4日の真夜中から、作業が行われました。毎年2月4日は雪の日が多いのですが今年は雪も降らずに穏やかな天気でした。

    瓶詰めの作業が始まり、スタッフも気を引き締めて作業を開始。この日までにスケジュールを時間ごとの打ち合わなど事前に準備をしています。今年も安全に作業を行うことができました。

    出来上がった「立春朝搾り」を箱に詰める作業を終えると外はすっかり日が出ていました。お客様に無事にお越しいただきお渡しするまで駐車場や搬入口への誘導などまだまだ気が抜けません。

    メディアの関係者の方々も続々と取材に来られました。

    目視による検視の様子を撮影している様子。

    蔵元が取材を受けている様子。

    そして神棚もセッティングし、いよいよ神主さんにお祓いをしていただく用意も完了です。

    松江市西茶町の須衛都久神社(すえつぐじんじゃ)の神主さんに今年もお祓いと「無病息災」「家内安全」「商売繁盛」を祈願していただきました。

    左から蔵元(米田則雄)杜氏(上濱智信)工場長(江角隆)が代表で玉串の奉納をしました。

    そしていよいよ取引先のお客様にスムーズに積込みが行えるよう最終チェックを行います。お越しいただくお客様には事前にお越しいただくタイムスケジュールをお渡ししています。

    そしてお客様に積み込みを行いました。今年も無事安全に行うこととができました。そしてたくさんのお客様からたくさんの反響いただきました。コロナ禍でより「縁起酒」の立春朝搾りを家庭で楽しまれたり、毎年このお酒を飲まないと1年が始まらないという声など例年以上にお求めいただきました。来年はマスクのない世の中を祈りつつ皆様にお届けできるようにしたいものです。

  • 堀尾吉晴公が結ぶ「ご縁」

    雲州松江の風景

    営業の河角です。松江市と姉妹都市提携を結んでいる愛知県大口町から「おおぐち観鋭(かんえつ)桜」の苗木をいただき当蔵に植樹をしました。愛知県大口町は松江城を築城した堀尾吉晴の生誕地です。平成27年から今日まで交流を続けています。

    人口約25000人の大口町は六条大麦や桜酵母を使った特産品が数多くあり桜酵母を使用した清酒もあります。

     

    堀尾吉晴のご縁でこれまでに多くの交流をしている両市町。2020年にはコロナ禍により大口中学校は修学旅行先を東京から「堀尾吉晴公ゆかりの地」の松江市に変更。その一貫で松江市大垣町にあるフォーゲルパークで桜の苗木を植樹をしてくれました。

     

     

    松江市にはたくさんの桜がありますが寿命が約80年とされており、その多くが寿命を迎えるようです。そこで大口町の「おおぐち観鋭桜」を植える取り組みが松江市で行われています。

     

     

    ↑「おおぐち観鋭桜」

     

     

    当蔵の道路に面した敷地内に蔵元の手により植樹しました。この桜の苗が大きくなり綺麗な花を咲かせる頃にはコロナ禍も収まり、みんなが集まり楽しく桜の景色を楽しめることを心待ちにしています!

     

     

     

     

    「豊の秋 純米吟醸 堀尾吉晴 720ml」

     

    当蔵では「銀河鉄道999」などの漫画家の松本零士氏の描いた堀尾吉晴デザインラベルの純米吟醸酒を販売しています。穏やかな香りにスッキリとした食中向きの味わいです。松江市と大口町の架け橋となった堀尾吉晴に素敵なご縁をこれからも大切にしていきたいものです。