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令和5年広島国税局清酒鑑評会 表彰式
営業の河角です。11月9日に令和5年広島国税局清酒鑑評会の表彰式に会社を代表して営業の河角と原で行ってきました。当蔵では「純米酒部門」で「純米大吟醸 豊の秋」が優等賞を受賞いたしました。↑「純米酒部門」でいただいた賞状です。
また「燗酒部門」では「特別純米 豊の秋 雀と稲穂」が優等賞を受賞いたしました。↑「燗酒部門」でいただいた賞状です。
表彰式の後には製造技術研究会が行われました。今回は198点の出品があり、味のテイスティングをさせていただき、とても有意義な時間となりました。この体験を通じてお客様に「豊の秋」の良さをもっとお伝えできるように日々努力をしていこうと思います。
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「美保神社」に行ってきました
秋をいかがお過ごしでしょうか。営業の河角です。先日松江市美保関町にある「美保神社」に行ってきました。
海がすぐ近くにあり、「えびす様」として有名な「事代主神」が祀られており、海上安全、大漁満足、商売繁昌、歌舞音曲(音楽)、学業」の守護神として篤く信仰されています。
天気も良く、とても気持ちが良かったです。鳥居をくぐっていきます。
手水舎です。静かに流れる冷たい水で穢れを洗い流します。
本殿に到着しました。建築用材の大半は美保関周辺に自生していた松を使用し、屋根は檜皮(ひわだ)で葺いています。現在の本殿は文化10年(1813)に再建され、国指定の重要文化財です。
拝殿の様子。船庫を模した独特な造りで壁がなく、梁がむき出しの上、天井がないのが特徴です。この美保神社では「三穂津姫命」(みほつひめのみこと)も祀られており五穀豊穣・夫婦和合・安産・子孫繁栄と歌舞音曲(音楽)と音楽にまつわる神様が2柱もあります。そのため美保神社では奉納のコンサートが開かれています。
帰りは海を眺めながら帰路につきました。海風が通り抜ける美保神社にお越しください。
当蔵に美保神社の「絵馬」がありました。口には稲穂を加え、可愛らしい鯛です♪また行きたいと思います!
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R5BY 精米開始
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秋は酒粕取焼酎造りの季節です
秋になると前年度の酒粕を蒸留して酒粕取焼酎を造ります。今、その真っただ中です。
酒粕取焼酎の中でも、もみ殻を混ぜた酒粕をセイロで蒸して常圧蒸留するというのが米田酒造の造り方です。
今では少なくなったんではないかな、というこの方法で造る焼酎は、独特の風味を持ちます。
そのため、地元では飲用よりは奈良漬けやかまぼこの原料として使われます。また自社のみりんの原料にも使います。
焼酎を取った後の粕はすべて堆肥として利用されます。
こうして酒蔵に残る前年度の酒粕をすべて片づけてから今年度の酒造りに入ります。
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秋の訪れ
秋をいかがお過ごしでしょうか。営業の河角です。気温が下がり秋めいてきました。店舗にある茶室の庭も秋の訪れを少しづつ感じられるようになりました。
庭にはモミジの木がたくさんあり、これから秋が深まっていくと紅葉を楽しめるとおもいます。
今年は猛暑で葉が焼けた葉っぱが多いですが、紅葉が進んでいました。
ドウダンツツジも少しづつ色づいてきています。
このロケーションの中、茶室で豊の秋を楽しめるイベント「豊秋庵」(ほうしゅうあん)。「豊秋庵」公式ホームページからご予約いただけます。是非ご参加ください。
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秋のイベント色々
新型コロナウイルス感染症の5類移行後、蔵人たちも秋の試飲イベントに出かける機会が増えました。
そんななかのひとつつ、9月28日29日は、松江城・松江水燈路国際交流イベントで島根地酒を振る舞う11蔵元として参加しました。
この2日間は特別に松江城天守閣への夜間入場ができ、松江城エリアで松江を中心とした山陰の「食と文化」が体験できるようになっていました。
パッケージツアーも組まれており、大都市圏から外国人も含めて多くのお客様がいらっしゃいました。
豊の秋は「純米吟醸 花かんざし」をご提供しました。やや甘口であっさりとした感じが飲みやすいと好評でした。
そのほか、下記スケジュールで蔵人がイベントに参加します。ご来場をお待ちしています。
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土曜夜市
営業の河角です。9月23日に松江市天神町で行われた「土曜夜市」に出店してきました!
15:00頃から自社ブースの設置を開始。すでに多くの方が歩いていました。
中村茶舗さんのご協力いただき、中村茶舗店舗前でやらせてもらいました!
まだまだ暑さもあったので豊の秋の清酒の他にリキュールの炭酸割りを提供しました♪
今回は中村茶舗さんの抹茶を氷にして豊の秋の清酒で割る松江らしい一杯もやりました。
最初に豊の秋の清酒の味わいがきて、後から抹茶の優しい甘味が楽しめます♪大人気で仕込んだ氷がなくなり完売しました!
何よりたくさんのお客様と豊の秋を通してお話ができたこと。コロナ前の賑わいが戻ってきた事を実感できました。次回は10月28日(土)が今年最後の土曜夜市になります!会場の雰囲気も最高なのでぜひご参加くださいませ♪
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灯篭と豊秋庵
皆様、秋に入りいかがお過ごしでしょうか。営業の河角です。9月も中旬に入り、日の入りが早くなってきました。6月から始まった当蔵の茶室で豊の秋をゆっくり楽しむイベント「豊秋庵」の夕暮れから夜にかけて灯篭が灯る風景を紹介します。
午後6時になると少しずつ暗くなっていきます。そんな時に灯す灯篭がお客様にご好評いただいております。
本物の火ではなく、LEDによるキャンドルライトを使用。最近のLEDは火の表現も豊かになり、本物のような火のゆらめきをしてくれます。
個性的な灯篭が10基があり、どれも幻想的な明かりをご覧になれます♪
島根県の来待石の灯篭。今では採掘できなくなった来待石。そんな島根県の石材を見れるのも豊秋庵の楽しさの1つです。
ぼんやり優しい灯りのなか、涼しくなってきたお庭でゆっくりと豊の秋で幻想的な空間をお楽しみください。ホームページからご予約もできますのでぜひご参加ください!
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梅酒のこと
9月になると6月に仕込んだ梅酒から梅の実を取り出します。
梅の実は、鶯宿などいろいろな品種の混ざった松江市八雲町産と、南高梅100%の雲南市三刀屋町を使います。
産地ごとに収穫のタイミングが違うので、産地ごとにタンクを分けて梅酒を仕込んでいます。それぞれに途中途中で成分分析や官能評価を行って梅の漬かり具合を確認します。
今回その最終チェックということで、産地ごとの梅酒を比べることができました。
左が松江市八雲町産の梅の梅酒。右が三刀屋町産の梅の梅酒です。(どちらも梅、氷砂糖、酒の割合は同じです)
八雲町産の方は色が濃く、いろいろな品種が混ざっているためか、複雑でパンチの効いた香りと酸味が飛び込んできます。
三刀屋町産の南高梅100%の方は色が薄く、風味も穏やかだけど上品さがあってこれからの熟成が楽しみな感じがあります。
この後、1つのタンクにブレンドしてさらに熟成を進めます。