蔵人は今

  • 豊の秋 新イベント始まります

    その他

    営業の河角です。東本町の店舗にて豊の秋の新イベントが始まります。その名も「豊秋庵」(ほうしゅうあん)です。昭和時代に造られた茶室と日本庭園で豊の秋を楽しめます♪ 日本庭園では多くの樹木と灯篭や蹲(つくばい)があり四季折々の風情を楽しめます。東本町ならではの「商家」の中にあるお庭です。建物に囲まれた中に庭園がある事に皆様、きっとビックリされると思います。

    そこに茶室「豊秋庵」がございます。同じ棟の以外にも「末次亭」という茶室もあります。まさに「非日常」でのゆっくりとしたひとときをお過ごしくいただけます。

    苔や砂利が共存し「出雲庭園」ともいわれる、この地の文化を楽しめるお庭となっています。※諸説あります。

    木や水と光を感じる庭に茶室の中で豊の秋を楽しめるひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。今後も茶室やイベントの詳細をあげていきますので乞うご期待ください♪

    ↓下記に詳細を載せております。毎月定期開催を行いますのでぜひお越しください。

  • 2023年の梅酒を仕込んでます

    酒蔵はいま

    6月の酒蔵は梅酒仕込みに追われます。

     

    雲南市三刀屋町と松江市八雲町の南高を主とした青梅を使います。

     

    南高がこんなに早く採れたことはなかなかない、と三刀屋の方が言っておられましたが、例年より10日は早い梅酒仕込みとなりました。

     

    産地から集荷の連絡があったらすぐに引き取りに行き、追熟しないうちに仕込んでしまいます。

     

     

    この梅をこれから約3か月間、日本酒と氷砂糖に浸けてしっかりとエキスを抽出します。

     

     

    雲州 梅酒

  • 令和4酒造年度全国新酒鑑評会製造技術研究会

    酒蔵はいま

    先日発表がありました、令和4酒造年度全国新酒鑑評会では弊社「豊の秋 大吟醸」は金賞ならず入賞でした。

     

    https://www.nrib.go.jp/data/kan/shinshu/award/R04.html

     

    過去2年連続で金賞を取っていただけに残念でしたが、じゃあ他社と比べてどうだったのか、それを実際に利き酒して確かめられる「製造技術研究会」に行ってきました。

     

    「製造技術研究会」は酒類総合研究所がある東広島市で開催されます。これには酒造関係者のみが参加でき、出品されたすべての酒を利くことができます。

     

    会場では国税局管轄別にレーンが設定されており、↓写真右側の長蛇の列は東北地方の酒が並ぶレーン、左側の長蛇の列は灘の酒が並ぶレーンです。

     

     

    同じところを目指した酒がこれだけ並び、一度に比較できると、金賞に届かなかった部分がより良く分かります。

    豊の秋について言えば、この出品酒は仕上げの部分は多少違いますが、市販酒と同じラインで造ります。今年到らなかった部分を修正していくことで市販酒のレベルを上げていくけます。

    来年度はここに金色のタグがかかるように精進します。

     

     

    全国新酒鑑評会受賞酒ってどんな酒か味わうチャンスがあります。

    全国日本酒フェア2023令和4酒造年度全国新酒鑑評会公開きき酒会にどうぞお出かけください。

    2023年6月16日(金)・17日(土) 東京池袋サンシャインシティ

    https://sakefair.com/index.html

  • 松江の夕暮れ

    雲州松江の風景

    営業の河角です。今日は日頃、撮りためている写真の中から松江の夕暮れを載せてみました。

    ↑宍道湖大橋の一枚です。

    写真の右側は当蔵のある東本町の街が広がっています。

    最後は末次本町に一枚です。ノスタルジックな雰囲気が個人的に大好きな一枚です。また松江の風景を載せたいと思います♪

  • 伯太町のチューリップ祭り

    雲州松江の風景

    営業の河角です。先月安来市伯太町で「伯太チューリップ祭り」に家族で行ってきました。4月上旬~中旬にかけて毎年行われています。

    約60万本のチューリップが咲き誇り、壮大な風景が楽しめます。多くの方でにぎわっていました。風車もありオランダを感じさせるようなロケーションも面白いです♪

    しっかりとウネを立てているので、歩きながらゆっくり楽しめます♪

    定番の白色のチューリップ。とても快晴の雰囲気に合ってました。

    可愛らしいピンクも、とっても癒されました。

    このお祭りはお気に入りのチューリップを自分で掘れて購入することができます。

    このように竹のヘラで球根ごと掘り上げていきます。たまに球根が切れてしまうことがあるので、その時は切り花として楽しんでいます(笑)購入するときも農家の方がとっても優しくて、チューリップもそんな温かみを感じてより魅力がでているのかもしれません。

    このように我が家では毎年好きなチューリップを買って帰っています。この時期になると家の花壇ではチューリップが芽を出すので、この伯太チューリップ祭りを忘れずに行っています(笑)かれこれ3年連続で参加しています。子供も楽しいですし、カップルや、家族で♪写真の好きな方も絶対おすすめです。

    今年も大満足の伯太チューリップ祭りでした♪来年、持ち帰ったチューリップが芽がでますように。

  • 今年好評の「しぼりたて 純米吟醸 生原酒」

    酒蔵はいま

    R4BYのしぼりたて 純米吟醸 生原酒 が特に美味しいと言っていただいています。

     

    大吟醸は別にして、モロミを搾るときはなるべく酒が取れるようにそれなりの圧力をかけて搾ります。

     

    この酒に関しては、(豊の秋の)他の吟醸酒に比べてかなり低い圧力で搾ったものなので、かなり雑味が少なくキレの良い仕上がりになってます。

     

    また、島根K-101、きょうかい1801号の2種類の酵母でそれぞれ造った原酒をブレンドしています。

     

     

    島根K-101は、いわゆる酢酸イソアミル系の酵母でこれで造る豊の秋の酒はキレが良く熟成に向く一方、香りが穏やかなため、次に挙げるきょうかい1801号の酒と比べると地味な印象になりがちです。飲みやすいけど物足りない、、、みたいな。

     

    きょうかい1801号は、華やかな吟醸香(豊の秋ではパイナップルっぽい香りに感じます)が多く出るため、口に含んだ一瞬のインパクトはある一方、香りが浮きすぎたり熟成に向かない面もあります。楽しいけど飽きる、、、みたいな。

     

    毎年それぞれの原酒の味と香りを見極めてブレンドして仕上げているのが「しぼりたて 純米吟醸 生原酒」です。

     

    今年はブレンドがハマったのかなあと喜んでいるところです。

     

    しぼりたて 純米吟醸 豊の秋 生原酒

     

     

  • 酒蔵で落語会

    酒蔵はいま

    4月29日、4年ぶりに酒蔵開きを開催しました。

     

    その中の企画のひとつとして酒蔵落語会があります。

     

    木造の雰囲気と和釜による音の反響が良いんだと、かれこれ11年もここで落語していただいています。

     

     

    お客さまからはここは普段何をする場所なんですか?と聞かれます。

     

    この場所は酒蔵の2階にあります。高座の後ろにあるのが和釜(1階に現役のものがある)で、この上に甑(こしき)を据えて蒸した米を仕込みの時まで冷ます場所ですと答えます。

     

    1階で蒸した米をここに担いで上がって、半日近く冬の冷たい空気にさらします。その後1階の仕込みタンクまでまた担いで歩きます。吟醸酒などはそうやって仕込みます。

     

     

     

     

     

     

  • 松江城の桜

    雲州松江の風景

    営業の河角です。4月の初めに松江城の桜を見に行ってきました。桜の時期には城内では桜祭りがあったりと盛り上がりをみせていました。

    当蔵のぼんぼりもありました♪夜に点灯し、松江の桜をライトアップしていました。

    城内に入ってすぐに、しだれ桜が。とってもきれいでした。

    松江城を登っていく途中から見える風景です。ソメイヨシノがきれいに咲いていました。

    城の近くの門でも、とても風情のある風景を楽しめました♪

    桜と松江城はいつ見てもキレイで大好きでオススメの松江の風景です。また来年も楽しみにしてます。

  • 松江武者行列

    雲州松江の風景

    営業の河角です。4月8日に松江市で「松江武者行列」が行われました。

    4年ぶりの開催でボランティアで参加を募り、200人をこえる市民の方が参加。顔もいきいきして、皆さん本当に楽しそうでした。

    子供の武者も参加♪よい思い出になりそうですね♪

    色鮮やかな着物や鎧を着た女性達。

    鉄砲隊もかっこよかったです♪

    馬に乗った武者も登場。迫力もあり最高でした。

    4年ぶりに行われた松江武者行列。またこの壮大なイベントを見れることを楽しみにしています。

  • R4BY 皆造と火入れ

    酒蔵はいま

    4月上旬、今シーズン全ての清酒を搾り終え、できた酒の数量を確定して「皆造」となりました。

     

    最強寒波が到来したり、とても米が硬かったりと苦労したシーズンでした。

     

    こうして造った酒を今後安定した酒質で出荷できるよう安全に貯蔵するため、火入れを行っていきます。

    この日は量の多い酒の火入れだったので「蛇菅」を使ってのタンク火入れです。蔵の中には燗酒の匂いが充満します。

     

    この工程が無事に終わったところでようやくすべての終わりを実感します。