蔵人は今

  • 石見神楽を見に行ってきました

    雲州松江の風景

    営業の河角です。「玉造温泉ゆ~ゆ」で1月14日~3月5日の土日に全16回公演で石見神楽が行われました。松江で見れるチャンスはここしかないと思い、個人的に初めて石見神楽を見ることが出来ました。

    島根県には、「出雲神楽」、「隠岐神楽」、「石見神楽」と3つの神楽があるそうです。石見地方にはもちろん、たくさんの社中があり、130をこえるそうです。

    美保神社の御祭神の「恵比寿」様がでてくる神楽がはじまり、えびす様の笑顔の面を見ているだけで、心が癒されました。やはり笑顔って大切なことだなと個人的に勉強になりました。

    コミカルな動きや、飴を観客にふりまいたり、鯛を釣り上げ、まさに「めでたい」見ているすべての人が幸せになるような神楽でした。

    次の演目は「大蛇」(オロチ)でした。スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する石見神楽でも人気の演目です。この物語には欠かせない日本酒。

    神話にも出てくる日本酒、日本酒の発祥の地ともいわれる島根県ならではの神楽でもあります。

    大きなオロチがたくさん出てきます。迫力がものすごかったです。会場によってはオロチの口から花火が出てきたりと派手でエンターテイメント性が非常に高かったです。

    日本酒に酔ってくだをまいたオロチをスサノオノミコトが見事に退治していきました。神楽の演奏や唄も抑揚があり、みいっていました。

    最後は社中のみなさんが挨拶をして終了となりました。演者の方がしばらく息があがり、動けない様子をみて本当に激しい神楽だと感じました。そして石見神楽をはじめてみて島根県のすばらしさを大切にしたいと思いました。

  • あめつちと豊の秋

    雲州松江の風景

    営業の河角です。山陰本線を走る観光列車「あめつち」に当蔵の純米吟醸「花かんざし」を楽しむことができます。

    鳥取県~松江~出雲を走るあめつちは山陰の美しい風景を楽しむことが出来ます。大山、宍道湖、斐伊川では徐行運転になり、ゆっくりと山陰の魅力を感じることが出来ます。

    この日は雨が少し降っていて、雨水がシルバーの重厚なエンブレムに。とても美しかったです。

    美しい青色の車体に外観を撮って楽しんでいる方がたくさんいました♪子供達にも大人気でした。見るだけでも楽しかったです。

    そんな山陰の風景と共に、当蔵の純米吟醸酒「花かんざし」をお楽しみください。

    「五感で楽しむ山陰」をコンセプトに味覚でも山陰を楽しむことが出来ます。山陰の食材を中心に作られるお弁当があります。※お弁当は4日前での予約になります。

    山陰地方の山々の風景とたたら製鉄で知られる刀の「刃文」をモチーフにデザインされた車体の側面です。

    山陰の神話には欠かせない「兎」のデザインが可愛かったです。そして今年は兎年。

    山陰を満喫できる「あめつち」。そんな素敵な旅のひと時に豊の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。乗車した時のあめつちからみる山陰の風景などもお伝えできればなと思っています。

  • R4BY 清酒の仕込み、終わる

    酒蔵はいま

    3月中旬、今期の全ての清酒の仕込みを終えました。

    仕込みを終えたといっても、これから約20日間発酵させ、搾って火入れ貯蔵しなければなりません。

    そして地伝酒やみりんの仕込みもあるので酒造りはまだ終わりではありません。

     

    このところの4月~5月並みの暖かさは、冬の冷たい空気を利用したい私たちとしてはちょっと厳しい暖かさです。

     

     

     

     

     

  • R4BY 大吟醸斗びん取り

    酒蔵はいま

    今シーズンの大吟醸の搾りをすべて終えました。

     

    豊の秋の最高級酒、大吟醸斗びん取りは、袋吊りという方法でモロミから漉された酒を一斗瓶に採ったものです。

     

    時間差でいくつもの斗びんに採り分けた酒は、斗ビン毎に滓のからみ方の違いなどからそれぞれに微妙に味が違います。これらの中からいちばん良い斗ビンの酒を鑑評会に出品します。

     

     

     

  • 雪の松江城周辺

    雲州松江の風景

    営業の河角です。2月の初めに松江市では31センチの積雪を記録し、市内は真っ白になりました。その時の松江城周辺の風景になります。

    城内入口の様子です。雪の積もった松江城に行くことは個人的に初めてで貴重な体験となりました。

    堀川遊覧船もお堀の水にうっすらと氷がはっていました。

    城内にある松江神社です。

    手水舎の様子。

    興雲閣も雪との風景も、とても良かったです。

    こういった雪の景色は雪の降らない外国人観光客様にとても人気があるそうです。国宝松江城の雪化粧はとても良かったです。

  • 立春朝搾りの様子

    雲州松江の風景

    営業の河角です。2月4日の立春の日に行われる「立春朝搾り」。今年の立春朝搾りが行われた会場の様子です。

    日付の変わった深夜に瓶詰作業が行われます。

    この日を楽しみにしているお客様へ無事にお届けできるように米田酒造一丸となって作業を行いました。

    次々と流れてくる立春朝搾り。一つ一つ検視やラベルやウラバリを貼っていきました。

    神主さんによるお祓いが行われ「無病息災」「家内安全」「商売繫盛」などご祈祷してもらいました。酒販店さんや各新聞社の関係者がたくさん参加されました。天気も穏やかで本当に良かったです。

    お祓いも終わり積込みを開始。たくさんの立春朝搾りが各酒販店さんの車に積み込み、店頭へと。大きなアクシデントや事故もなく無事に行われました。

  • R4BY 特別純米「雀と稲穂」の仕込み

    酒蔵はいま

    2月上旬、特別純米「雀と稲穂」を仕込みました。これは、しぼりたて特別純米生原酒として3月下旬ごろの発売を目指しています。

    今年は、いつもの大きなタンクでの仕込みに加えて、小さなタンクでも仕込んでみました。

    これは留仕込で、掛米の改良雄町(精米歩合58%)を投入しているところです。

    タンクが小さくなることで吟醸造りに近い温度管理をしやすくなるってことで、どんな感じに仕上がるか楽しみです。

     

  • 最強寒波到来のなかの仕込み

    酒蔵はいま

    前回、大吟醸の仕込みが控えているのでもう少し寒くなってくれればなあと書いたところ、よりによって10年に一度の最強寒波到来です。

     

    酒母室から眺める松江城。

     

    蔵のあちこちの水道の凍結防止の措置を施したり、敷地の除雪、郊外にある仕込水の採水場の積雪の状況など、心配事がたくさん。

    立春朝搾りは上槽間近、大吟醸の仕込みの最中とあってどんなことがあっても休むわけにはいきません。。。

     

    さて、こう寒くなりすぎると、蔵の中も蒸米も仕込水も冷え切ってしまいます。そのまま仕込むと仕込み温度が下がり過ぎてその後の経過に影響します。

     

    仕込みの時に、冷えた蒸米を再び温めるようなことはしないので、仕込水を温めることで目標の温度で仕込めるようにします。

     

    仕込水を冷やす機械はあっても温める機械がないので、和釜のなかで温めたりするようなことをします。

     

    なんやかやで最強寒波はなんとか乗り切れてほっとしてます。

  • 大雪の松江

    雲州松江の風景

    営業の河角です。先日寒波の影響で松江市には積雪31センチが観測されました。豊の秋の周辺の様子を撮ってみました。

    水取りに行くトラックもタイヤが雪に埋まっていました。

    豊の秋の店舗前。風も強く、10メートル先も見えませんでした。

    入り口の金具も雪がついていました。

    松江新大橋の様子。

    店舗近くの大橋川。

    水鳥もすごく寒そうでした。

    山もうっすら白くなっていました。雪の風景も今後お見せできればと思います。