蔵人は今

  • 2023年立春朝搾りを仕込んでます

    酒蔵はいま

    1月中旬、松江でも4月上旬ごろの暖かさ。

     

    ちょうど2023年の立春朝搾りを仕込んでいる最中です。

     

    「立春朝しぼり」についてはこちら

    https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=377

     

    ほとんど外気温まかせの当蔵では、吟醸造りのためには気温はなるべく低い方が嬉しいです。

     

    朝9時ごろ、朝の冷たい空気を利用して蒸米を冷まします。これを半日ぐらい空気にさらしてあえて蒸米を硬くしてから仕込みます。

     

    ご飯は冷えてももちもちと柔らかいのが良いと言われますが、酒造りでは、とくに吟醸造りの長期低温発酵に耐えるように硬くてパラパラとほぐれるのがいいなあと思うわけです。

     

    1月下旬からは大吟醸仕込みが始まります。寒さが戻る予報に期待します。

  • 松江消防署による出初式

    雲州松江の風景

    新年になり、松江消防局による出初式が1月7日に行われました。放水演技が松江城内堀で開始。多くの消防団員が空に向かい勢いよく放水していました。

    この日はあいにくの雨でしたが、その様子を沢山の方が見学されていました。

    多くの消防車が並んでいました。小さなお子さんが喜んで「すごーい♪」とはしゃいでいました。

    松江市を守る消防団による見事な放水演技は圧巻でした。また来年も楽しみにしています♪

  • 松江の初雪

    雲州松江の風景

    営業の河角です。12月19日に島根県に寒波がやってきて松江市に初雪が降りました。積雪はあまりなかったのですが、この日の松江市の最高気温は1度と道路は凍結しました。雪が降ると市内は必ずといっていいほど朝、車の渋滞が起こるので早起きして出勤します。僕はこの日45分早く家を出てもギリギリでした(汗)

    塩見縄手周辺の様子。

    堀川遊覧船の乗り場。この日は運航を中止していました。

    宍道湖の様子。風がとても強く宍道湖も荒れていました。

    松江城にも、うっすら雪が。今後、松江市の雪の景色も紹介できればなと思います。

  • R4BY 木ふね搾り

    酒蔵はいま

    今冬の豊の秋しぼりたて新酒第一弾となる純米木ふね搾りは、12月19日にしぼりました。

     

     

    「木ふね」という圧搾機でしぼるとオリが多くなりがちです。

     

    今回しぼってから23日出荷までの間が少なく、オリが下がりきらないところで瓶詰めしたので、普通のお酒に比べてうっすらと霧がかかったように見えるかもしれません。

     

    そういうところも、「木ふね」でしぼったばかりの無ろ過生原酒の醍醐味と楽しんでいただければ幸いです。

     

    しぼりたて 純米 豊の秋 超辛口木ふね搾り 生原酒

     

     

  • 島根県の酒器

    雲州松江の風景

    10月に行われた島根窯元展に行ってきました。酒器を中心に紹介していこうと思います。 

    島根県には多くの窯元が多くあり、いろんな色や形がありとても面白かったです。

    酒器だけでも個性が光っていました。

    ↑鮮やかな青色の酒器。

    ↑シンプルな白の酒器。

    ↑かっこいい黒の酒器でした♪

    個性的な窯元さんもあり、とても楽しい島根窯元展でした。個人的にお気に入りの酒器を購入して豊の秋を楽しみました♪とっても美味しかったです♪

  • R4BY 初しぼり

    酒蔵はいま

    12月14日、全国的な今季最強寒波到来で、松江でも初雪が降るなかR4BY最初の上槽でした。

     

    やはりピリっと冷えた空気のもとだと香りも冴えて感じます。

     

    流れ落ちるしぼりたての新酒からは、溶け込んだ炭酸ガスがジュワジュワと音を立てています。

     

    このあとは、純米木ふね搾りの上槽が待っています。

     

     

     

     

  • R4BY 限定吸水

    酒蔵はいま

    吟醸仕込み始まりました。吟醸仕込みでは限定吸水という方法で米を洗い吸水させます。

     

    品種毎はもちろん、同じ品種でも産地が違えば水の吸い方が違ってくるので、秒単位でコントロールしていきます。

     

     

    今仕込んでいる吟醸酒は大晦日や元日あたりで搾るようになりそうです。

  • R4BY 初甑

    酒蔵はいま

    初甑(はつこしき)。今シーズン初めての米を蒸し、待ったなしの酒造りが始まりました。

     

     

    去年の感覚を思い出しながら、今年の気候や米の状態を探りつつ作業を進めています。

     

     

    最初のしぼりたてはクリスマス頃の発売を予定しています。

     

     

     

     

     

  • 濃霧の松江市

    雲州松江の風景

    営業の河角です。この季節の変わり目になってくると松江市は濃霧の発生が多くなります。先日も濃霧になり松江市は霧に包まれました。

    山陰道もこの通り、濃霧でかなり見通しが悪くなっていました。くれぐれも運転の際はご注意ください。

    松江市玉湯町の宍道湖沿い。陸地で冷やされた空気が宍道湖の暖かい水面とぶつかり湯気が立ち上がり霧が発生するそうです。

    山陰合同銀行の本社も上層は霧で隠れてしまっています。

    宍道湖大橋周辺。時間は朝の9時頃でした。

    松江しんじ温泉の周辺。

    島根県立美術館と嫁ヶ島。幻想的な濃霧の景色は個人的に大好きです。

    11時頃になるとすっかり濃霧も消え、いつもの宍道湖の風景になりました。濃霧の後は空気も澄み渡り、水面も心なしかキレイに感じました。いろいろな景色を楽しめる宍道湖。夕日だけではない風景も今後紹介出来たらなと思います。

  • R4BY 酒米入荷

    酒蔵はいま

    R4BY 酒米が入荷されました。

    これは純米吟醸 松江づくしに使う、松江産山田錦とその農家さんです。

    このところぐんと気温も下がってきましたから、去年の写真と比べると精米所のツタの紅葉が進んでいるようです。

     

    豊の秋では酒米はすべて玄米で買い、自社で精米しています。

     

    来週から米を蒸す湯気が上がるのが見えるようになります。