2023年立春朝搾りを仕込んでます
1月中旬、松江でも4月上旬ごろの暖かさ。
ちょうど2023年の立春朝搾りを仕込んでいる最中です。
「立春朝しぼり」についてはこちら
https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=377
ほとんど外気温まかせの当蔵では、吟醸造りのためには気温はなるべく低い方が嬉しいです。
朝9時ごろ、朝の冷たい空気を利用して蒸米を冷まします。これを半日ぐらい空気にさらしてあえて蒸米を硬くしてから仕込みます。
ご飯は冷えてももちもちと柔らかいのが良いと言われますが、酒造りでは、とくに吟醸造りの長期低温発酵に耐えるように硬くてパラパラとほぐれるのがいいなあと思うわけです。
1月下旬からは大吟醸仕込みが始まります。寒さが戻る予報に期待します。